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写真1 Red Hat Enterprise Linux 5のデスクトップ。写真は2006年11月に公開された,開発途中のバージョン(ベータ2)のもの。
写真1 Red Hat Enterprise Linux 5のデスクトップ。写真は2006年11月に公開された,開発途中のバージョン(ベータ2)のもの。
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 米Red Hat社は2007年3月14日(米国時間),同社の商用Linuxディストリビューションである「Red Hat Enterprise Linux 5」(写真1)を発売した。Red Hat Enterprise Linux(以下,RHEL)は企業分野で広く使用されているLinuxディストリビューションの一つ。

 約2年振りの新版となるRHEL5の主な特徴は,(1)オープンソースの仮想化ソフト「Xen」の搭載により1台のコンピュータ上で複数のOSを同時に動作できること,(2)64ビット・プロセッサ対応が進んだこと,である。

 今回発売したRHEL5では,用途やシステム規模に応じた4種類が用意された。サーバー向けの「Red Hat Enterprise Linux」と「Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform」,デスクトップ向けの「Red Hat Enterprise Linux WS」と「Red Hat Enterprise Linux Desktop」である。それぞれの違いや価格は,表1の通り。

 また,Red Hat Networkによりソフトウエアをアップデートする仕組みである「Red Hat Network Satellite」が仮想化に対応した。それにより,Red Hat Enterprise LinuxのゲストOSを自動検出して管理できる。

表1 Red Hat Enterprise Linux 5の製品構成
分類 製品名 内容 価格(同社のオンライン販売価格)
サーバー Red Hat Enterprise Linux 小規模システム向けのサーバーOS。CPUのソケット数が2つまで,ゲストOS数が4つまで動作可能 349ドル~
Red Hat Enterprise Linux Advanced Platform 基幹システムでも利用可能なサーバーOS。CPUのソケット数やゲストOS数に制限なし。「Red Hat Global File System」や「同Cluster Suite」などの高可用性ソフトが利用できる 1499ドル~
デスクトップ Red Hat Enterprise Linux WS パワー・ユーザーやソフトウエア開発者向けのデスクトップOS。CPU数(マルチコアでも1つで計算)は2つまで 179ドル~
Red Hat Enterprise Linux Desktop 電子メールやWebブラウザを使う一般ユーザー向けのデスクトップOS。CPU数(マルチコアでも1つで計算)は1つまで。メモリー容量は4Gバイトまで 2500ドル(10デスクトップ)~