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 トランザクション処理性能評議会(TPC:Transaction Processing Performance Council)は米国時間3月19日,新たな性能評価基準「TPC Benchmark E(TPC-E)」を直ちに導入すると発表した。

 従来の評価手法である「TPC-C」は様々なハードウエアおよびソフトウエア構成におけるオンライン・トランザクション処理(OLTP)性能を比較したが,TPC-Eは現実世界のOLTPワークロード・タイプを詳細に定義する。

 TPCの説明によると,TPC-Eでは,株式仲介業者が金融市場とやり取りして顧客の取引要求を処理し,関連情報を更新するかたちをモデルにしているという。10種類のビジネス・トランザクションから成り,特定の条件の組み合わせに応じて実行する。測定結果は評価単位「tpsE」および「$/tpsE」で表す。tpsEはサーバーが一定時間に維持できるトランザクション数で,$/tpsEはハードウエア,ソフトウエア,保守などの総システム費用をtpsEで割った数値。

 TPC会長のMichael Molloy氏は「TPC-Eは,様々なOLTPシステムの価格と性能を客観的に測定および比較する業界の能力を劇的に拡大し,向上させる。TPC-Cを継ぐにふさわしいバランスの取れた近代的OLTPベンチマークの策定に長い年月をかけてきた結果である」と述べた。

 米メディアの報道(CNET News.com)によると,TPC-Eを採用した最初の評価試験結果は2007年夏に報告される見込みである。

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