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 米IBMと米Cisco Systemsは,緊急事態に対処するための危機管理サービス「IBM Management Services for Crisis Response」を共同で提供する。両社が米国時間3月21日に発表した。このサービスは,政府や企業が災害に備えるとともに,災害発生後のオペレーションの継続や迅速な対応・復旧の支援を目的としたもの。ハードウエア,ソフトウエア,サービス,衛星技術などをまとめて単一のサービスとして提供する。

 両社は,まずコンサルティングを通じて顧客の要件に関する情報を集めて評価する。次に,サービス・プランを決定してコンポーネントの組み合わせを選択する。コンポーネントには,IBMとCisco製品に限らず,複数のベンダーのソフトウエアやハードウエアも採用する。

 サービスのために,スーツケース・サイズの携帯型通信キット「Tactical Communications Kit(TCK)」,持ち運びと設置の両方に対応するラック型サーバー・サイズのモジュール「Fog Cutter device(FC)」などいくつかのプラットフォームを用意する。FCは,音声,データ,動画などの相互運用性を実現するよう設計されている。

 このほかネットワーク緊急対応車両「NERV I」は,SUV(スポーツ多目的車)に中規模のネットワーク機能を搭載して,通信や情報をベースとするサービスを提供する。「NERV III」は,6輪トラックに大規模ネットワーク,通信,情報サービス機能を搭載する。これらは,WiFi,WiMAX,衛星通信などさまざまな通信規格に対応するという。

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