アイログ(東京都千代田区、ブンタラ・イング社長)は、GUI画面開発ツールの新版「ILOG JViews 8」日本語版を23日に発売すると発表した。JViewsは、製造業の生産管理や物流業のネットワーク管理などに使うGUI画面を生成するためのJavaコンポーネント群。新版の最大のポイントは、日本語版として初めてAjax(Asynchronous JavaScript and XML)機能を実装し、Webブラウザーを使って編集作業ができるようにした点だ。
さらにJavaコンポーネントの種類も増やした。これまでは(1)ダイアグラムを表示する「Diagrammer」、(2)製品市場分析などのチャートを生成する「Charts」、(3)進ちょく管理などのスケジュール画面を生成する「Gantt」、(4)物流の地理的配置「Maps」、(5)通信事業者がネットワーク構成図を作成するための「JTGO」の5つのコンポーネントで構成されていた。そこに防衛分野に特化した地図作成ツール「Maps for Defence」(画面)を追加した。
各コンポーネント単体で販売しており、価格はChartsが35万円から、DiagrammerとGanttとMapsがそれぞれ70万円から、JTGOが140万円から、Maps for Defenseが280万円から。