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 米Oracleは米国時間3月23日,データ・グリッド・ソフトウエア開発の米Tangosolを買収することで両社が最終合意に達したと発表した。取引は2007年4月に完了する予定。買収金額などの詳細は明らかにしていない。

 データ・グリッド・ソフトウエアは,データを分散型インメモリー構造で管理することにより,頻繁に使用するデータへの高速なアクセスを確保し,アプリケーションのパフォーマンスを向上する。

 Tangosolは,金融サービス,通信,旅行,物流などの業界向けにデータ・グリッド製品「Coherence Data Grid」を提供している。Oracleは,同製品と自社の「Oracle Fusion Middleware」「Oracle TimesTen」「Oracle Database」などを組み合わせた統合プラットフォームを,新たなトランザクション処理モデルへの移行を図る企業に提供していくとしている。

 TangosolのCEOであるCameron Purdy氏は,「SOA,Web 2.0,EDAといった新しいアーキテクチャはより機敏なビジネス・プロセスを可能にする」と述べる。ただしこうしたアーキテクチャでは,共有データへの高性能アクセスが求められ,バックエンド・データ処理に大きな負荷をかけることになる。「OracleとTangosolが協力し,バックエンド・インフラの負荷軽減と性能維持および向上という総合的なデータ仮想化戦略の課題克服を支援する」(同氏)。

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