PR
表1 対応するNTTドコモの携帯電話
表1 対応するNTTドコモの携帯電話
[画像のクリックで拡大表示]
表2 緊急通報位置通知が機能する地域
表2 緊急通報位置通知が機能する地域
[画像のクリックで拡大表示]

 2007年4月以降、緊急通報時に発信者の位置を通知することが、携帯電話事業者に対して義務化される。これを受け、NTTドコモは2007年3月26日、同社の携帯電話から110番や119番に通報した際に、発信場所情報を自動的に通知する「緊急通報位置通知」機能の詳細を発表した。NTTドコモはこの機能を4月1日から稼働する。すでに2007年1月に概要を発表していたが、今回の発表で対応端末や119番の対象地域などが明らかになった。

 NTTドコモで対応する端末はFOMA端末のみ。GPS機能を搭載するN903iやP903iなどの903iシリーズではGPSによる測位情報を使うことで、より細かい場所まで特定する。一方、GPS機能を持たない機種については通信をやり取りした基地局の情報を元にした情報となる(表1)。

 対象地域については、海難救助などの118番は全国が対象となる。サービス開始当初、110番では東京都や神奈川県、大阪府などの6都道府県が対象。119番はさらに範囲が狭く、水戸市や神戸市など24の道府県にある41消防本部が担当する地区や市にとどまっている(表2)。110番は2008年中に国内全域をカバーする予定だが、消防については「119番を受信する指令台の数が1000を超えているため国内全域をカバーするには数年かかるだろう」(総務省)としている。

 なお、KDDIとソフトバンクモバイルがカバーする範囲もNTTドコモと同じである。