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 米BEA Systemsは米国時間3月27日,カリフォルニア州サンディエゴで開催中の「O'Reilly Emerging Technology Conference(ETech)」で3種類の企業向けWeb 2.0製品を発表する。

 発表するのは,「BEA AquaLogic Pages」「BEA AquaLogic Ensemble」「BEA AquaLogic Pathways」の3製品。企業にWeb 2.0技術とソーシャル・コンピューティングを導入し,企業が中心的なシステムとプロセスを管理するなかで,職場のエンドユーザーが参加できるようにすることを目的としている。

 3製品の主な特徴は次の通り。

・AquaLogic Ensemble(旧「Project Runner」)
 開発者とITオペレーションが,開発プラットフォームやホスティング環境に関係なく,企業のマッシュアップ・アプリケーションの構築と管理ができるように設計されたインフラ・ソフトウエア。セキュリティ,プロビジョニング,アクティビティ追跡機能なども提供する。

・AquaLogic Pages(旧「Project Builder」)
 Webページのオーサリング・システムでありWebアプリケーション作成機能を提供。コンポーネントのドラッグ&ドロップでWebページを作成できる。エンドユーザーが日常的なビジネス向けの簡単なWebアプリケーションの作成に参加できるようになる。

・AquaLogic Pathways(旧「Project Graffiti」)
 ソーシャル・ブックマークとタグ機能を検索とアクティビティ分析機能に組み合わせた,協調的な情報発見と識別ツール。既存のコンテンツからコレクションを作成し,これにタグやブックマークをつけて検索できるようにする。ソーシャル・ネットワークを通じて情報や専門知識の発見・共有の支援を目的とする。

 BEAは同日,Web 2.0対応の企業向けに情報を提供するWebページ「En.terpri.se」の開設も発表した。

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