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 デルと日本オラクルは4月4日、両社の製品を組み合わせたシステムの販売強化に向けた提携を発表した。デルは同日、日本オラクルの販売パートナープログラム「Oracle Partner Network」の最上位カテゴリー「Certified Advantage Partner」の契約を結び、オラクル製品の再販と1次サポートの提供を開始した。

 日本オラクルの保科実取締役システム事業担当常務執行役員グローバルアライアンス戦略本部長は「デルとの提携強化は、テクノロジーの側面とビジネスの側面の両方で大きな意味がある」と説明。テクノロジー面では、日本オラクルのグリッドコンピューティング戦略を、デルと共同で推進していく。昨年10月に発表した「Oracle Grid Center」での共同検証などを通じて、エンタープライズ市場向けのソリューション作りで協業する。

 ビジネス面では、中堅・中小企業市場の共同開拓が大きなターゲットになる。保科取締役は「デルが直販で築いてきた市場と、当社がOracle Directで築いた強みを組み合わせて、中堅・中小のエリアにもグリッドコンピューティングを広めて行きたい」と話す。

 今回日本オラクルとの再販契約を受けて、デルはOracle製品の1次サポートサービスを開始する。24時間×365日の問い合わせ受け付けや、修正モジュールの提供などのサポートを提供し、デル製品オラクル製品のサポートを一括して提供する。

 またデルは、企業向けにデル製品とオラクル製品を組み合わせたシステムの設計、導入、構築を行う「Dell│Oracleオールインワン・インフラストラクチャ・サービス」を提供する。データベース構築やバックアップシステムの構築、システム運用管理などの導入支援サービスをメニュー化した。サービスを提供するソリューション・サービス・デリバリー部門では今後、オラクル担当のコンサルタント全員が、オラクルの認定資格「ORACLEMASTER Pratinum」の取得を目指す。

 両社は今後、共同のビジネスパートナーも開拓する計画だ。システムインテグレータやアプリケーションベンダー、ミドルウエアベンダーなど、デルやオラクルの製品と組み合わせたシステムの販売を手がけるパートナーに対して、共同でマーケティングプログラムや技術支援などを提供していく。