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 国際的な標準化組織Ecma Internationalはスイスで現地時間4月2日,XMLベースのオフィス・アプリケーション向けファイル・フォーマット仕様「Office Open XML(OOXML)」がISO(国際標準化機構)の国際標準化プロセスにおける次の段階に進んだと発表した。

 OOXMLは,米Microsoftのファイル形式「Microsoft Office Open XML Format」をベースとする仕様。2006年12月にEcma標準(Ecma standard)「Ecma-376」として承認を受け,ISOと国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)の合同技術委員会(JTC 1)への提出が認められた(関連記事)。

 Ecmaによると,ISO/IECは4月2日にOOXMLの投票に向けた国際規格原案「DIS 29500」を回付した。2007年9月2日を期日とする5カ月間に,ISOおよびIECメンバーによる投票が行われる。

 ちなみにOOXMLに対抗する規格としては,XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)が標準仕様として承認した「Open Document Format for Office Applications(OpenDocument/ODF)」が存在する。OpenDocument/ODFはISO標準にもなっており,オープン・ソースのオフィス・スイート「OpenOffice.org」や,米Sun Microsystemsの「StarOffice」,KDEプロジェクトの「KOffice」,米IBMの「Workplace」などが採用している。 また米Adobe Systemsが「Portable Document Format(PDF)」のISO標準化を目指した作業を進めている(関連記事)。

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