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 マイクロソフトは4月6日、ダンアンドブラッドストリートジャパン(D&B)、ケイ・ピー・アイ・ファクトリー(KPIファクトリー)と共同で、取引先情報管理パッケージ「D&B Market Integrator powerd by KPI Factory」を発売した。マイクロソフトが販売するCRM(顧客関係管理)パッケージ・ソフト「Microsoft Dynamic CRM 3.0」に、D&Bが提供する企業情報データベースとの連携機能を組み込んだ。

 Dynamic CRMだけを個別に購入した場合は電話番号や部署名など基本的な企業情報しか参照できなかったが、企業のリスク情報や系列会社情報など企業の詳細情報が入手できるようにした。取引先の企業情報を詳細に分析することで、取引の判断に役立てる。開発はKPIファクトリーが担当。販売はD&Bが受け持つ。

 D&B Market Integrator powerd by KPI Factoryには、基本パッケージ、オプションパッケージ、基幹システム統合開発サービスの3種類がある。基本パッケージは、取引先や顧客の企業情報、資本系列情報、財務情報の推移などをD&Bの専用データベースから参照する機能を備える。データベースには世界で1億1000万件、日本で260万件の企業情報を登録するが、詳細情報は分析はできない。

 企業情報を分析するには、基本パッケージに、与信管理や企業分析などのテンプレートを加えたオプションパッケージを利用する。取引金額の推移だけでなく、財務状況などを調べ表やグラフにすることで、取引先の企業が信用できるかどうかなどが分かる。テンプレートは複数を組み合わせて選ぶことも可能だ。

 基幹システム統合開発サービスは、基本パッケージやオプションパッケージに、既存の会計システムや受注発注システムとの連携機能を提供するパッケージだ。社内に蓄積した顧客情報を組み合わせることで、期日通りに取引されているかなど、取引金額推移だけでは分からないことも分析できる。

 価格はパッケージ内容や参照できる企業のデータ数によって異なる。例えば、基本パッケージで企業情報が1万件の場合、360万円(税別)から。オプションパッケージでは「与信管理パッケージ」で企業情報が5000件の場合、450万円(税別)からとなる。いずれのパッケージの場合も、企業情報のデータを更新するには別途費用が必要だ。