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モバイルGmailの画面
モバイルGmailの画面
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 グーグルは4月10日,無料の電子メール・サービス「Gmail」の携帯電話版「モバイルGmail」を開始した。海外ではすでに提供しているサービスで,パソコン版Gmailと完全に連動する点が特徴。NTTドコモ,au,ソフトバンクモバイルの端末で利用できる。

 グーグルは「日本には携帯電話だけで(インターネットに)アクセスするユーザーが1900万人いる。これは全インターネット・ユーザーの22.5%を占める」(米Googleの徳生健太郎シニアプロダクトマネージャー)と説明。携帯電話向けサービスの重要性を強調した。

 モバイルGmailでは携帯電話での利用を容易にするため各種の工夫を施した。例えば,NTTドコモの端末では端末情報(UTN)をサーバーに送信することで2回目以降のID/パスワードの入力を省く「オートログイン機能」に対応した。au,ソフトバンクの端末でも「クッキー」を利用し,2回目以降のログインを省略できる。さらに「URLも入力しやすいように,http://gmail.comと短いものにした」(グーグル)。

 また,パソコン版と同様,Word文書やPDFの添付ファイルがある場合はそれらを自動的にテキストに変換して表示する機能や,メール検索,よく使う連絡先を自動登録する機能なども備える。メールボックスの容量も2.8Gバイトまで使える。

 グーグルのサービスの多くは広告を表示しているが,当面,モバイルGmailでは表示しない。徳生シニアプロダクトマネージャーは「Googleの創業者が気にしているのは『いくら儲かるか』ではなく『ユーザーにとって使いやすいのかどうか』」とコメントした。

 今後は,携帯電話特有の「絵文字」への対応などを進めてゆくとしている。