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 台湾High Tech Computer(HTC)の日本法人であるHTC Nipponは4月11日,新宿駅構内において,同社がソフトバンクモバイル向けに出荷しているスマートフォン「X01HT」を試用できる期間限定のカフェ「HTCモバイルインターネットCafe」をオープンした。場所は新宿駅西口の「Q's Cafe」内。4月30日までの約20日間,カフェの利用者は無料で同機を体験できる。

 カフェで試用できるのはX01HTのブラック5台,ホワイト10台の計15台。そのほか,実際に触ることはできないものの,海外用端末「P3350」「P4350」「S620」「U1000(HTC Advantage X7500)」「S310」「S710」も展示している。

 同社マーケティング部の佐野由香シニアマネージャーに今回の取り組み,日本での展開について話を聞いた。



このような試用できるプロモーションを始めた理由は。


写真1●HTC Japan,マーケティング部の佐野由香シニアマネージャー
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 量販店などで通常の携帯電話と一緒に並んでいると,一見,スマートフォンは「薄くて軽い」というトレンドから外れている分厚くて重い端末にしか見えない。スマートフォンは実際に触ってもらわないとその良さは伝わらないと考えた。新宿駅はビジネスパーソンや学生などいろいろな人が集まる,日本で最も乗り換えが多い駅。場所としても最適だと思っている。

就職活動生をターゲットとしたパンフレットを設置しているが。

 就職活動生を前面に押し出したのは,就職活動が情報戦になっているためだ。最近では企業の採用サイトへのエントリーが,パソコンからのアクセスでないとダメなケースがほとんど。しかも,即時性が非常に求められている。こうした層にはスマートフォンを訴求しやすいと考えた。


写真2●店内には15台のスマートフォン「X01HT」を設置。カフェの利用者は無料でインターネット接続やアプリケーションを利用できる。
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 しかも,若いユーザー層はWindows自体に慣れている。見た目が似ているため,パソコンと同じように直感的に操作でき,しかも画面や着信音なども自由にカスタマイズできるという点では,受け入れられやすいはずだ。

 とはいえ,若いユーザー層だけを特別狙っているわけではない。私たちが狙っているターゲットは,あくまで情報を素早く入手したいという“即時性”を求めているユーザー。株式のトレーダーももちろんこの部類に入るだろう。彼ら彼女らが,スマートフォンにおけるアーリーアダプターだと考えている。こうしたユーザーは数百万人規模でいるのではないか。

グローバルに展開している御社のなかでの日本の位置付けを教えてほしい。


写真3●海外用端末6機種をショーケースに入れて展示。今年2月にスペイン・バルセロナで開催されたモバイル関連イベント「3GSM」に出展した「U1000(HTC Advantage X7500)」「S310」「S710」も日本で初公開となった。
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 社内における日本市場の優位性は極めて高い。日本市場が持つポテンシャルが理由だ。これだけ高機能化が進んだ携帯電話が普及している市場はほかにない。欧米では主にパソコンの代替という視点からアプローチしてきたが,日本では携帯電話の代替という視点でアプローチしていく必要があると考えている。例えば,3月16日から「X01HT」のカラーバリエーションとして「ホワイト」を追加した。日本市場の携帯電話で「白」が一つのトレンドだからだ。ホワイトのラインアップは海外では例がない。

日本でのスマートフォン市場をどう見ているか。

 状況が徐々に変わってきていると思う。一昔前は,スマートフォンやPDA(携帯情報端末)などを使っていると,コアなユーザーだと思われていた。電車のなかで端末を両手で構えているスタイルが異様に映っていたとも言える。それが,いまでは携帯電話だけでなく,ゲーム機を両手で抱えて遊んでいるユーザーを電車内でよく見かけるようになった。世の中が変わってきているなという感覚を持っている。そして,こうした状況の変化はスマートフォンにとっても追い風だと思う。

現在はNTTドコモ,ソフトバンクモバイルに提供している。ほかのキャリアは?

 基本的には全方位で付き合っていくつもりだ。私たちは展示している海外用端末を見てもらっても分かるとおり,様々な端末をグローバルで展開している。キャリアからの要望に十分応えていけると思っている。