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 4月12日から東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されている「WILLCOM FORUM & EXPO 2007」。ここでウィルコムは,未来版W-ZERO3やぬいぐるみ型,プラモデル型(関連記事)のほかに,様々なシチュエーションにマッチする多彩なPHSのコンセプト端末を展示している。

 例えば「あんしんバー」(写真1)は,懐中電灯の形をした端末。一本で懐中電灯,ラジオ,音声端末などの役割を担う。災害などの緊急時に,普段使っているPHSのW-SIMをあんしんバーに差し替えて使うといった用途を想定したもので,乾電池だけで動作できるのが特徴。「災害時には,乾電池だけでも動作するというPHSならではの強みが生きるはず」とウィルコムは話す。

 同様に,安心・安全をうたった端末の一つが「nico・bell」 (ニコベル,写真2)だ。ユニークな球形状の端末で,子供がどこにいるかの位置検索ができるだけでなく,上部のキー部分を引き抜くと100dBの大音量ブザー音が鳴り出す。ブザー音が鳴りだすと同時に,指定先へ緊急通知メールを送信するなど,子供向けの防犯機能を充実させた。ただし音声通話はできない。


写真1●あんしんバー
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写真2●nico・bell(ニコベル)
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 子供向けだけではなく,高齢者向けのセキュリティを想定した端末もある。「あんしんタップ」だ(写真3)。これは,家庭用コンセント・タップを利用した24時間のセキュリティー・システムを実現する端末。高齢者などの自宅に置いてある複数個の家電製品の使用状況を同時にモニタリングし,指定端末へメールで通知する。いざというときのために,緊急通報ボタンも装備しているという。

 AV(オーディオ・ビジュアル)機器とのコラボレーションを想定したPHS端末もある。家庭にあるテレビを使って手軽にメールの送受信ができる「TVめ~る」だ(写真4)。返信も簡単なリモコン操作のみで可能で,パソコンや携帯電話に不慣れな人も簡単にコミュニケーションが可能になるという。


写真3●あんしんタップ
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写真4●TVめ~る
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 「music headphone」(ミュージックヘッドふぉん,写真5)は,ヘッドフォン一体型のPHS端末。右側のイヤーパットで音楽系の操作を,左側のイヤーパットでPHS端末としての操作を行う。「音楽のストリーミングやラジオをPHSならではの高品質で楽しめる」(ウィルコム)。

 ビジネスパーソンには,「hard customize」(ハードカスタマイズ)端末(写真6)が便利そうだ。これは,コア・ユニットと呼ばれる端末の心臓部と,その時々のユーザーのニーズにあったカスタマイズ・ユニットを組み合わせて使用する端末。カスタマイズ・ユニットは全部で6種類あり,「ノーマルテンキー」「USB対応データ」「指紋認証」「カメラ」「3キーGPS」「Lバッテリー」がある。


写真5●music headphone(ミュージックヘッドふぉん)
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写真6●hard customize(ハードカスタマイズ)
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 これらはすべてコンセプトを示しただけのものだが,低電磁波,低消費電力,W-SIMによる複数端末の使い分けといった,PHSの多様な活用方法を強くアピールするものとなっている。