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耐衝撃性や防滴性を高めたシンクライアント「TOUGHBOOK CF-08」
耐衝撃性や防滴性を高めたシンクライアント「TOUGHBOOK CF-08」
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CF-08の使用イメージ
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 松下電器産業は、OSにWindows CEを用いたシンクライアント「TOUGHBOOK(タフブック) CF-08」を2007年5月15日に発売する。きょう体の耐衝撃性や防滴性を高め、作業現場などで導入しやすくした。価格は個別見積もり。

 きょう体の素材としてマグネシウム合金を用いたほか、衝撃が加わりやすい角などにゴムを配した。HDDや放熱ファンを内蔵しないこともあり、耐衝撃性や防滴性が高い。同社の試験によると、動作中に120cmの高さから落下させても故障しないという。防塵性・防滴性は、日本工業規格(JIS)で定められた「IP54」等級を確保している。

 内蔵の液晶ディスプレイは10.4型(1024×768ドット表示)で、抵抗膜方式(感圧式)のタッチパネル付き。きょう体背面に取っ手を付け、立ちながら片手で持った状態でも操作しやすいよう配慮している。重さは1.2kg。内蔵の標準バッテリーパックで7時間(最小輝度時は14時間、最大輝度時は4.5時間)の連続駆動が可能。

 操作はタッチパネルで行うためキーボードは備えないが、Bluetooth対応の無線キーボードを別途用意して利用可能。IEEE 802.11b/g準拠の無線LANモジュール、100BASE-TX/10BASE-T準拠のLAN端子、USB端子、SDカードスロット、専用の拡張バスなどを備える。

 CPUは米マーベルテクノロジーグループ製の「PXA270」(312MHz)、メモリーは64MBのシンクロナスDRAMと64MBのフラッシュメモリー。OSはWindows CE 5.0 Professionalで、Internet Explorer 6.0をプリインストールする。このため、本機単体でも無線/有線LAN接続でWebサイトの閲覧が可能。

 シンクライアントの端末用ソフトとして米マイクロソフトの「Remote Desktop Connection」と米シトリックスシステムズの「ICA Client」を内蔵している。離れたところにあるサーバーなどに接続し、演算処理やデータ格納などをサーバー上で行うことが可能。