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 メール・サーバー専用機を出荷するミラポイントジャパンは,災害などの緊急時にもメールを読めるようにするため,受信したメールを遠隔地にバックアップするオプション「Remote Site Replication」を,2007年5月中旬に出荷する。価格は241万5000円(税別)から。ただし別途,メール格納サーバー「Message Server」が必要。開発会社は米Mirapoint。

 米Mirapointのメール・サーバー専用機は大きく2種類ある。1つは,社外のメール・サーバーなどと直接通信してメールを中継する目的に機能を制限した「RazorGate」。もう1つは,メール中継機能に加えて,受信したメールをストレージに格納しておき,メール・ソフトから閲覧できるようにする「Message Server」である。

 今回出荷するオプションは,メール格納に用いるMessage Serverの機能を拡張するもの。ライセンスを購入し,Message Serverが搭載するOSにアップデート・パッチを当てることでバックアップ機能が使えるようになる。バックアップ対象となるストレージはMessage Serverが内蔵するディスクのみ。外部ストレージにメールを格納している場合はサポートの対象外となる。

 Remote Site Replicationを適用したMessage Serverは,受信したメールを遠隔地に設置したMessage Serverにバックアップする。これにより,地震などの災害時においてMessage Serverが機能しなくなった際に,遠隔地のMessage Serverにアクセスすることで,受信済みのメールを閲覧できるようになる。

 ただし,遠隔地へのデータ・バックアップ機能は,設定した時間間隔でストレージ上のデータをバックアップするというもの。例えば1時間に1回のバックアップ間隔の場合は,災害発生のタイミングによっては1時間分の受信メールが見られなくなる。同オプション機能では,メールの受信をトリガーに1通ごとバックアップすることはできない。