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日本ヒューレット・パッカードが5月上旬に出荷する、ブレード型のワークステーション「HP ProLiant xw460c Blade Workstation」
日本ヒューレット・パッカードが5月上旬に出荷する、ブレード型のワークステーション「HP ProLiant xw460c Blade Workstation」
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「HP ProLiant xw460c Blade Workstation」をブレード・サーバー用エンクロージャに4基挿入したところ
「HP ProLiant xw460c Blade Workstation」をブレード・サーバー用エンクロージャに4基挿入したところ
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 日本ヒューレット・パッカード(HP)は4月17日、ブレード型のワークステーション「HP ProLiant xw460c Blade Workstation(写真1)」を5月上旬に出荷すると発表した。専用のアクセス端末を併用することで、処理とデータの記録をサーバー側で実施する。「ワークステーションのシンクライアント化を実現し、管理性とセキュリティを高める」と、松本光吉パーソナルシステムズ事業統括 マーケティング統括本部長は利点を語る。当面は金融業のトレーディング用途で売り込む。将来的には製造業のCAD用途にも提案していく。

 xw460cは同社製ブレード・サーバーの「HP ProLiant BL460c」をベースに、グラフィックス性能を高めた機種。同社製エンクロージャに挿入して使用する(写真2)。プロセサにデュアルコアのXeon5120か同5150を採用。メモリーは最大4ギガバイト、HDDは標準で72ギガバイト、最大292ギガバイトを搭載する。OSはWindows XP。今後Windows Vistaに対応する。xw460c上で処理した画面データは「HP Remote Graphicsソフトウェア」と呼ぶ、データ圧縮ソフトを使ってシンクライアント端末に送られる。これにより、「ネットワーク越しに操作しても、ほとんど遅延がない」と小島順ワークステーションビジネス本部長は自信を見せる。

 2006年12月に、国内に先行して出荷を開始した米国や欧州では、「金融機関を中心に活用事例が出始めている」と、米HPのダン・ノーヒューズ ブレードワークステーション・リモートグラフィックス ソフトウェア製品マーケティング ディレクターは説明する。アトランタ、シカゴ、ロサンゼルスなど米国各地にオフィスが点在していた、米国のある金融機関では、「xw460cを導入したら、各オフィスに配置していたIT要員が不要になり、セットアップ作業がニューヨークのセンターで実施するだけで済むと、喜ばれている」という。

 ブレード1枚の価格は51万300円から。16ユーザーで使用する場合を想定した「HP Blade Workstationソリューション」は約1000万円から。