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 富士通は4月17日、2006年度(2007年3月期)の通期連結業績予想を下方修正した。営業利益は前年比0.3%増の1820億円。1月31日の前回予想である1900億円を80億円下回るものの、なんとか増益を確保した。売上高予想は前回と変わらず、同6.4%増の5兆1000億円。当期純利益は前回予想を220億円上回る1020億円。3月20日にファナック株式を売却したのに伴う特別利益を計上したためで、1984年の過去最高益を上回る見込み。

 2006年度(2007年3月期)通期の単独業績予想も再度見直した。3月20日の時点で、英国子会社である富士通サービスなどの株式評価損を約3500億円計上し、当期純損益が260億円の黒字から2750億円の赤字に転落すると発表したが、今回予想では2490億円の赤字と、260億円上方修正した。海外子会社の純資産額における為替変動の影響と、期末の時価評価額が想定ほど悪化しないことによるもの。