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 IMJネットワークは,USBトークンを用いたハードウエア認証機構をWebアプリケーションの個人認証に利用するための認証サーバーを,ASP(Application Service Provider)形式で提供する。サスライトが開発/出荷している認証サーバーとUSBトークンをASP形式としたサービスである。サービス名称は「iSeKey」で,提供開始日は2007年4月17日。料金は,認証IDあたり月額2000円(税別)。USBトークンは1個あたり3980円(税別)。

 iSeKeyは,サスライトのハードウエア認証システム「SAS-W@LL」をベースとした技術を,月額料金でのASP形式で提供するサービス。独自の証明書を搭載したUSBトークンと認証サーバーを組み合わせたシステムである。認証サーバーは,既存のWebベースの業務アプリケーションの前段に設置するHTTPプロキシ(代理アクセス)サーバー,すなわちアプリケーション・ゲートウエイ型のファイアウォールであり,認証を経て許可したアクセスを仲介する。実運用時には,認証サーバーと業務サーバーとの間の通信を専用網にしたり,認証サーバーからのアクセスに限って受け付けるようアクセス制御する。

 SAS-W@LLの特徴は,USBトークンを接続するクライアントPCを問わない点と,クライアントPCからの情報漏えいを防止する機能を備える点である。つまり,インターネットからアクセス可能なSAS-W@LL認証サーバーを設置しておけば,あとはUSBトークンさえあれば,外出先におけるネットカフェのPCなどから利用できる。アクセスに必要なソフトウエアは認証サーバーから都度ダウンロードするため,事前にソフトウエアを配布してインストールする必要がない。

 都度ダウンロードするソフトは,認証クライアントを兼ねた専用のWebブラウザである。Internet Explorerのコンポーネント(部品)を利用して動作する。この専用Webブラウザは,USBトークンを外すと,ディスク上に保存したキャッシュを削除するとともに,自分自身を終了する。業務クライアントとして利用した痕跡を残さないため,情報の漏えいを防止できる仕組み。クライアント環境の要件は,稼働OSがWindows 2000 ProfessionalまたはWindows XP。Internet Explorer 6以降が必要である。Internet Explorerのコンポーネントを使っているが,専用Webブラウザ上で動作可能な実行環境は要問い合わせ。