米Symantecは米国時間4月17日に,中小企業向けのオンライン・データ・バックアップおよび復旧サービス「Symantec Protection Network」を発表した。SaaS(Software as a Sevice)モデルを採用した,同社にとって初めての製品となる。同日よりベータ提供を開始し,年内に正式版をリリースする予定。
Symantec Protection Networkにより,中小企業は従来のようなコストのかかるプロセスの移行またはアップグレードを行うことなく,最新のバックアップおよび復旧技術を利用できる。重要なデータをSymantecのデータ・センターに格納し,Webブラウザを介して管理および監視することが可能。
Symantec Protection Networkは,同社が直接提供するほか,チャネル・パートナを通じて販売する。
米メディアの報道(CNET News.com/InfoWorld)によると,ベータ・テストは一部ユーザーを対象に実施し,25Gバイトのストレージ容量を無償提供する。正式版の利用料や保存容量は未定。同社は他の既存製品についてもSaaSモデルへの移行を計画しているという。
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