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 インターコムは,EDI(電子データ交換)通信パッケージ「Biware EDI Assist」を,2007年4月27日に販売開始する。主に中小企業に向けた製品で,同社が出荷中のEDI通信ソフト「Biware」をベースにバッチ・ジョブのスケジュール実行や稼働状況の監視/警告などの運用管理機能を付加した。価格は42万円から。

 Biware EDI Assistでは,レガシー・プロトコルのほか,IETFのワーキング・グループであるEDIINTが定めた「EDIINT AS2」(Electronic Data Interchange-Internet Integration Applicability Statement 2,RFC4130として公開)を利用できる。EDIINT AS2は,データ転送にHTTPを利用し,S/MIMEにより安全性を確保する仕様である。日用品・化粧品の業界ネットを提供するプラネットのEDIINT AS2網「SMOOTHEDI」との接続を検証済みという。ただしEDIINT AS2の動作保証は,2007年7月中旬を予定する。

 レガシー・プロトコルは,全国銀行協会(全銀協)が定めた「全銀協手順」および「全銀TCP/IP手順」,日本チェーンストア協会(JCA)が定めた「取引先データ交換標準通信制御手順」(JCA手順)を利用できる。

 また2007年中には,XML標準化団体のOASISなどが定めたEDI手順である「ebXML MS」(electronic business XML Message Service Specification)を利用可能にする。SOAPメッセージをHTTP/SMTP/FTPなどで伝達する仕様である。現状のebXML MSは,データが発生するたびに送出するプッシュ型のアーキテクチャを採用しているが,次期版ではSOAP-RPCのようなデータを取りにいくプル型の運用が可能になるという。背景には,中小企業ではプッシュ型のEDIは運用が難しいという状況がある。

 稼働OSは,Windows 2000 ServerまたはWindows Server 2003。製品パッケージには,稼働環境として.NET Framework 2.0を含んでいる。また,データベース管理システム(DBMS)は,米Microsoftの無償版DBMSである「SQL Server 2005 Express Edition」をバンドルしている。