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 米EMCは米国時間4月17日,2007年第1四半期決算を発表した。同期はVMware事業とRSAの情報セキュリティ事業が好調で,売上高は15期連続で2ケタ成長を達成した。同期の連結売上高は前年同期比17%増の29億8000万ドルで,純利益は同15%増の3億1260万ドルだった。希薄化後の1株あたり利益は15セントで,前年同期の11セントから36%の増加となった。

 売上高の内訳をみると,EMCシステム部門の売上高が前年同期から6%の増収で全体の44%を占めた。40%を占めるソフトウエア・ライセンスとメンテナンス部門が同29%の増収,そのほかのサービスからの売上高も21%増加した。
 
 地域別では,全体の28%を占める北米が16%の増収となった。米国外の顧客からの売上高も,欧州/中東/アフリカ地域,日本を含むアジア太平洋地域の2ケタ成長にけん引されて18%増加した。

 「2007年は堅調なスタートを切ることができた。アジア太平洋地域と日本で約1年前に実施した経営陣の強化が功を奏し,同地域の売上高が30%近く増加した」(EMC社会長兼社長兼CEOのJoe Tucci氏)。

 引き続き好調なVMware事業では,前年同期比95%増となる2億5600万ドルの売上高を達成して最高記録を更新した。情報セキュリティ事業(買収した米RSA Securityと米Network Intelligence)も好調で,1200件を超える新規顧客を獲得。売上高は同25%増の1億2000万ドルを計上した。

 EMCは2007年2月,VMwareの新規株式公開(IPO)の計画を明らかにしている。VMware全株式の約10%に相当する株式を新規に発行して売り出すという。IPO実施後も残り90%の株式を保有する意向を明らかにしており,同社の所有権を手放す予定はないとしている。

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