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Windows Vista対応のUMPC
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サムスン電子のUMPCで画像を閲覧中
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2008年登場予定の「Menlow」対応UMPCで「YouTube」の動画を再生
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中国の1角硬貨より小さいCPU「Silverthorne」
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ダディ・パルムッター氏
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 米インテルは2007年4月18日、開発者向け会議「Intel Developer Forum(IDF) Spring 2007」で、ノートパソコンと「UMPC(Ultra Mobile PC)」の製品戦略について紹介した。冒頭にダディ・パルムッター上席副社長兼モビリティ事業本部長が登壇。ノートパソコン向けのプラットフォーム「Centrino」の次世代版「Santa Rosa」(サンタ・ローザ:開発コード名)について紹介した。パルムッター氏によると、Santa Rosa対応ノートは3週間後に登場するという。規格策定はまだだが、次世代の無線LAN規格「IEEE802.11n」に対応する。

 さらに、2008年にはSanta Rosaの次世代版として「Montevina」(モンテヴィーナ:開発コード名)」を投入する。パルムッター氏はMontevinaにおける4つの進化を紹介した。一つめはCPUの進化で、45nmプロセスで製造した「Penryn」(ペンリン:開発コード名)を搭載する。2つめはチップセットに内蔵するグラフィックス性能の強化だ。Montevinaの登場により、携帯ノートでも「HD DVD」や「Blu-ray Disk」に記録するようなハイビジョン動画の再生が可能になる。3つめは部品の小型化で、携帯ノート用の部品が40%小さくなるという。4つめは無線LAN機能の強化で、公衆無線LAN規格の「WiMAX」に対応する。

 パルムッター氏に続いて、アナンド・チャンドラシーカ上席副社長兼ウルトラモビリティ事業本部長が登壇。インテルが進めるUMPCの製品戦略について語った。2007年に新しいプラットフォームとして「McCaslin」(マッカスリン:開発コード名)を投入する。CPUは「A100」「A110」(開発コード名は「Stealey」)と呼ぶ製品を採用する。チップセットは「945GU Express」(開発コード名は「Little River」)を搭載。McCaslinではWindows Vistaが動作する。会場には、富士通製や韓国サムスン電子製のMcCaslin対応UMPCを展示していた。

 2008年にはMcCaslinに次ぐプラットフォームとして「Menlow」(メンロー:開発コード名)を投入する。CPUには45nmプロセスによって製造する「Silverthorne」(シルバーソーン:開発コード名」を備える。Silverthorneのチップは中国の1角硬貨(10角は1元)よりも小さい。チップセットもトランプより小型の製品を採用する。2006年製品との比較では、Menlowはプラットフォームの発熱量が4分の1に下がり、全体のサイズも4分の1になる。一方、性能比では4~5倍の向上があるという。

■変更履歴
「Intel Developer Forum(IDF) Spring 2007」の開催日を「2006年4月18日」としていましたが、「2007年4月18日」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2007/4/20 11:30]