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レッドハット株式会社 マーケティング パートナービジネス 本部長 纐纈昌嗣氏
レッドハット株式会社 マーケティング パートナービジネス 本部長 纐纈昌嗣氏
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米Red Hat Senior Vice Predident, Worldwide Marketing & General Manager of Enterprise Solutions Timothy Yeaton氏
米Red Hat Senior Vice Predident, Worldwide Marketing & General Manager of Enterprise Solutions Timothy Yeaton氏
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この日行われたイベント「東京レッドハット会議」のパネル・ディスカッションの模様。左からモデレータ日経Linux田島篤 編集長,NEC堀健一氏,デル山田尚敏氏,日本IBM仲原道紀氏,日本HP赤井誠氏,日立製作所 佐々木大介氏,富士通 江藤圭也氏,レッドハット 纐纈昌嗣氏
この日行われたイベント「東京レッドハット会議」のパネル・ディスカッションの模様。左からモデレータ日経Linux田島篤 編集長,NEC堀健一氏,デル山田尚敏氏,日本IBM仲原道紀氏,日本HP赤井誠氏,日立製作所 佐々木大介氏,富士通 江藤圭也氏,レッドハット 纐纈昌嗣氏
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 「SPECwebのベンチマークでLinuxの性能はUNIXを凌駕している」---Red Hat Enterprise Linux 5の発表会(関連記事)で,レッドハット マーケティング パートナービジネス 本部長 纐纈昌嗣氏はこう強調した。

 纐纈氏が示したのは,Webサーバーの性能を計測するSPECweb2005の結果。「1位から7位までをRed Hat Enterprise Linuxを使用したシステムが占めている」(纐纈氏)。これらのベンチマークはOSよりもむしろCPUなどハードウエアの性能に大きく左右されるが,SPECint_rate_base2000,SPECfp_rate_2000,Linpack HPL,SPECjbb2005でもRed Hatを使用したシステムの性能がSun Solaris10のシステムを上回っているという。

 もちろん実績やサポート体制など,依然としてUNIXに一日の長がある部分もまだある。2007年にレッドハットに入社する前,サン・マイクロシステムズでプロダクトマーケティング本部長を務めていた纐纈氏は一枚のピラミッド図を示した。一番上の最もミッション・クリティカルな部分は汎用機,次にUNIX,その下にLinux,次にWindows Serverが主に使われている。「現在Linuxは真ん中より下の領域にある」と纐纈氏は指摘する。「しかし5年後には一部のハイエンドやローエンドを除く中央のほとんどをLinuxが占めるようにしたい」(纐纈氏)。

 この日はRed Hat Enterprise Linux 5に加え,サービス「Red Hat Datacenter Solution」および「Red Hat HPC Solution」を発表した(関連記事)。レッドハット 代表取締役社長の藤田祐治氏は「レッドハットはテクノロジーからソリューションへ方向転換する」と語った。米Red HatのSenior Vice PredidentであるTimothy Yeaton氏は,「プロフェッショナル・サービスの人員を,人数は言えないが倍に増やす」と述べた。

 米OracleがRed Hat互換Linuxのサポート・サービスを開始(関連記事)した影響については「今期の決算を見ても,ほとんど影響を感じない」と語った。日本オラクルの新宅正明社長は,日本でも2007年春にもLinuxのサポートを開始すると述べている(関連記事)。

 Red Hat Enterprise Linux 5の新機能の一されてきた「Stateless Linux」については「すでにRed Hat Enterprise Linux 5に含まれており使える状態にあるが,管理ツールが出来上がった時点で正式に発表する。5月の発表を予定している」と述べた。Stateless Linuxは,設定ファイルを集中管理することによって,マシン個別の設定を不要にするための技術である(関連記事「Linuxは“設定不要”,“どこでも自分の環境”になる」---米Red Hat CTO)。