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写真1●Joostの取締役であるDirk-Willem van Gulik氏
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 「Skype」の共同創立者が始めたピアツーピア(P2P)の映像配信システム「Joost」(運営はルクセンブルグJoost)。Joostの取締役であるDirk-Willem van Gulik氏(写真1)は,4月18日(米国時間)にサンフランシスコで開催された「Web 2.0 Expo」の基調講演で,「JoostはP2Pのテレビだ」と述べ,様々なデモを披露した。

 JoostはSkypeを創立したNiklas Zennstrom氏とJanus Friis氏が始めたサービスで,コンテンツ提供に関して「MTV Networks」や「BET Networks」,「Paramount Pictures」などを傘下に持つ米Viacomと提携していることで知られている(関連記事:ViacomがSkype設立者の映像配信サービス「Joost」にコンテンツ提供)。クライアント・プログラムはオープンソースとして公開されており,コンテンツはP2Pネットワークを経由して配布するのが特徴だ。

写真2●Joostのテレビ・プログラム
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 Windows上でクライアント・プログラムを最大化して,動画を再生した画面が写真2だ。画面上にある「My Channels」というアイコンをクリックすると,写真3のようなチャンネル・リスト(番組表)が表示される。Joostは強力なブラウザ機能を備えており,動画を再生しながらそれに重ね合わせて写真入りの「チャンネル・カタログ」などを表示できる(写真4)。

 
写真3●Joostの番組表
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  写真4●画像などを使った番組表も用意されている
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 また,Joostにおける「チャンネル」は,TV放送のそれと同じではない。ユーザーはJoost内で,動画をキーワード検索する(動画のタイトルやメタ・データを検索する)ことが可能で,その検索結果を「自分だけのチャンネル」として保存できるのだ(写真5)。

 Joostにはもう一つ,大きな特徴がある。それはテレビ・アプリケーションの画面上でガジェット(Widget)を利用できることだ(写真6)。ユーザーはテレビ放送を見ながら,画面上でチャット・プログラムのWidgetを起動し,友達とチャットできる。Gulik氏は「JoostのWidgetは,ピュアな(特別な拡張をしていない)HTMLと,ピュアなJavaScriptで構成されている。誰でもWidgetを開発できる」とアピールした。

 
写真5●「San Francisco」という検索結果をチャンネルとして保存した
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  写真6●テレビ・アプリケーション上で起動した様々なWidget
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