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 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は20日、2007年度第1四半期(2007年1月1日~3月31日)の連結決算説明会を開いた。2007年度第1四半期の連結売上高は前年同期比6%増の2134億円、営業利益は32%増の94億円だった。2007年度通期の業績予想は、売上高が9100億円、営業利益が360億円。今年1月25日に公表したものと同じである。

 セグメント別売上高でみても、ビジネスソリューションやコンスーマ機器、産業機器といったすべての事業で増収となった。ただし、最大の売り上げ規模となるビジネスソリューション事業の売上高は1238億円で、前年同期比1%増の低い伸びにとどまった。

 ビジネスソリューション事業を構成するのは「ドキュメントビジネス」と「ITソリューション」。ドキュメントビジネスの売上高は、デジタル複合機やトナーカートリッジなどの販売が堅調で前年同期比3%増の890億円となった。

 その一方、ITソリューションは348億円で前年同期に比べ、3%の減収となった。その理由は、「内部統制やセキュリティ関連のソリューションは順調だったが、法人向けパソコンや他社製の業務パッケージの販売で苦戦した」(キヤノンMJの川崎正己専務)からだ。「Windows Vista搭載パソコンが思いのほか、売れなかった」(土門敬二専務)。ITソリューション部門担当の浅田和則専務は「中堅中小企業に向けた業種特化型のパッケージソフトの案件が伸びなかった」とする。

 ビジネスソリューション事業の2007年度通期の業績については、1月時点で5200億円と予想していた売上高を、5140億円に下方修正した。ただし営業利益は173億円で変更していない。2006年度のビジネスソリューション事業の売上高は4822億円、営業利益は146億円だった。