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 無線ブロードバンド・プロバイダの英The Cloudは英国時間4月23日,ロンドンの金融街をカバーする無線ブロードバンド接続サービス「Wi-Fi」(ワイ・ファイ)の提供を開始した。金融関連企業が密集するシティ・オブ・ロンドンはおよそ1マイル(約1.6キロメートル)四方で,通称「Square Mile(スクエア・マイル)」として知られる。同地域内で居住あるいは仕事をする人は35万人以上にのぼる。

 このWi-Fiネットワークは,英BelAir Networksのメッシュ型無線ブロードバンド技術を利用し,街灯や標識など,既存の構造物に取りつけた127の基地局で構成する。Wi-Fi対応デバイスのユーザーはスクエア・マイル全域で同ネットワークにアクセスし,インターネットや電子メールをはじめ,音声,ビデオ,ゲームなど,各種サービスを利用できる。

 米メディア(InfoWorld)によると,12カ月契約の場合,月額12ポンド(約17.70ドル)で無制限にアクセスできる。1時間当たりの利用料金は4.50ポンド。

 The Cloud社は,英国内ではマンチェスターやエディンバラなど9都市で,国外ではアムステルダムやシュトゥットガルトで,広域無線LANネットワークを提供している。同社は英O2,英BT Openzone,米iPass,英Truphone,米eBay傘下のSkypeなどのIP電話会社とも提携しているため,ローミング・サービスとして利用することも可能。なお,ブラウザ機能を装備したデバイスの場合,最初の1カ月間はフィンランドのNokiaの後援により無料となる。

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