富士通は4月24日、メインフレームとIAサーバーを1台の筐体にまとめたマルチサーバー「PRIMEFORCE」シリーズの新版、PRIMEFORCE 4000シリーズを発表した。同社製メインフレーム「GS21シリーズ」と、IAサーバー「PRIMERGY」シリーズを1台の筐体にまとめて動作させることが可能だ。
PRIMEFORCE 4000シリーズでは、CPUに最新のCMOSを搭載することで、従来の3000シリーズに比べてGS21の最上位モデルの性能を約20%向上した。価格は、月額56万3850円から。8月中旬に出荷開始する。今後3年間で、PRIMEFORCEとGS21シリーズ合わせて1500台の販売を目標とする。
今回、メインフレーム用の基盤ソフト「Global System Software21 internet extension」も機能強化した。内部統制を支援する監査ログを取得する機能を搭載。GS21とPRIMERGYを組み合わせてシステムの短期構築を実現するSOA(Service Oriented Architecture)機能を標準装備した。Global System Software21 internet extension V60(OSIV)/XSP用)の価格は月額21万7350円から。