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 公衆無線LAN接続サービスを展開する英フォン ワイヤレスは2007年4月24日、米国の大手ISPタイムワーナーケーブルと提携したと発表した。

 英フォン ワイヤレスの公衆無線LAN接続サービス「FON」は、ユーザーが自宅に設置した無線LANルーターを公衆無線LANのアクセスポイントとして活用するサービス。ISPの多くは、利用規約においてFONのようなサービスを利用すること(個人で契約した回線を他人に使わせること)を認めていない。そのため、英フォン ワイヤレスでは、各国でISPと提携をし、利用規約を変更するなどしてユーザーがサービスを利用しやすいようにしている。日本でもエキサイトなどと提携済み。

 タイムワーナーケーブルは、映画事業や放送事業を手がけるタイムワーナーのグループ会社で、全米33州でブロードバンド契約者を660万人抱える大手ISP。米国でのフォン ワイヤレスとISPの提携は今回が初めて。英フォン ワイヤレスのマーティン・バルサフスキーCEOは自身のブログで「アメリカのISPはまだFONのサービスに対して(インフラただ乗り論などの)誤解を持っており、他の国と比べて提携するのが難しかった」と今回の提携の経緯を述べている。

 2007年4月12日時点で、米国におけるFONの会員数は5万7683人、アクセスポイント数は1万888。