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 JBCCホールディングスが4月26日に発表した2006年度(2007年3月期)の連結決算は、売上高が前期比13.7%増の981億6100万円、営業利益が同33.8%の31億6400万円となった。主に、ホスト系システムの移行に伴うシステム再構築や、災害対策システムのマネジメントサービスなどが順調に推移した。経常利益は前期比34.7%増の31億7300万円、純利益は同24%増の15億1600万円だった。

 2007年度(2008年3月期)の連結売上高は前期比1.9%増の1000億円となる見通し。経常利益は前期比7.1%増の34億円、当期純利益は同10.8%増の16億8000万円を見込んでいる。同社は4月2日、日本ビジネスコンピューター(JBCC)からシステム構築などを手がけるサービス事業を分離分割。同事業を新たに設立した子会社のJBサービスで事業を引き継ぐ体制とした。こうしたサービス事業の強化、ソフト開発の強化、グループ間の協業促進などによって、増収増益を目指す。