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写真1●V-Classの利用イメージ<br>プレゼンテーション画面などのアプリケーションを講演者(写真上)と受講者(同下)で共有する。
写真1●V-Classの利用イメージ<br>プレゼンテーション画面などのアプリケーションを講演者(写真上)と受講者(同下)で共有する。
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 グローバル ナレッジ ネットワークとマイクロソフトは4月27日,オンライン研修支援サービス「V-Class」を発表した。研修用のコンテンツなどはユーザー側で用意する必要があるが,映像配信などの設備や研修の運営はグローバル ナレッジ側が受け持ってくれる。マイクロソフトのWeb会議ASPサービス「Office Live Meeting」を基盤として利用する。サービス開始は5月1日。

 V-Classを利用すれば,講師や資料,アンケート設問など研修に利用するコンテンツと,Live Meetingに接続するインターネット回線を用意するだけで研修が実施できる。グローバルナレッジが,受講者に対して,参加日時や利用方法などを記した案内の通知を代行するほか,講師もサポートする。研修当日は,司会進行と受講者のサポート要員としてグローバル ナレッジのスタッフが2人随伴。講師はグローバル ナレッジが用意する東京都・新宿のスタジオで講演し,受講者はWindows向けクライアント・アプリケーション,またはWebブラウザで研修に参加する(写真1)。

 料金は受講者数に応じて変わる。最大2時間の研修で,受講者100人までが42万円,200人までは48万3000円。質疑応答などの円滑な進行に支障が出始めるケースが多い同時受講者数300人程度から個別見積もりとなる。またキャンペーンとして,2007年5月7日から同7月31日まで,通常48万3000円の最大200名のコースを31万5000円で提供する。

 なおLive Meetingは,米マイクロソフトが提供するWeb会議のASPサービスで,ユーザー企業が直接利用することも可能である。ただ案内のメールが英語で届くなど,オンライン研修用途では気軽に利用できるとは言い難かった。マイクロソフトでさえ,「同社のパートナーに実施してきたOffice Live Meetingによるオンライン研修において,運営面でグローバルナレッジの協力を仰いできた」(マイクロソフト インフォメーションワーカービジネス本部リアルタイムコラボレーション製品マーケティングの越川慎司マネージャ)という。

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