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 新日鉄ソリューションズ(NSSOL)は本日、2007年3月期連結決算を発表した。売上高は前年度同期比5.5%増の1564億7900万円、営業利益は同16.7%増の141億3800万円の増収増益だった。サービス分野別でみると、「業務ソリューション」事業の売上高が925億7200万円で、前年同期に比べ85億7300万円増えた。

 増収に最も貢献したのは、業務ソリューション事業における金融分野向けのシステム構築ビジネスだ。249億円と前年同期に比べて、53億円増やした。NSSOLは、メガバンクや日本郵政公社から市場系/情報系システムの大型案件を受注・構築。さらに大手地銀向けの新BIS規制対応ソリューションや統合収益/統合リスク管理ソリューションなども堅調だった。

 NSSOLの鈴木繁社長は「金融機関の旺盛なIT投資意欲にけん引された増収決算」とする。この金融特需は「今年も含めて2、3年は続くだろう」(鈴木社長)と見ている。

 そのほか業務ソリューション事業における社会・公共分野の売上高は176億円で18億円の増加。産業・流通サービス分野の売上高は361億円で約5億円の減収となった。

 残る「基盤ソリューション」事業は245億1500万円で、前年同期に比べて3億3400万円の増加。アウトソーシングを手掛ける「ビジネスサービス」事業は、393億9100万円で、前年に比べ7億3800万円の減収となった。ビジネスサービスが減収したのは、「親会社である新日本製鉄向けの受注が減ったことが大きい」(鈴木社長)という。

 今後について鈴木社長は、「これまで種をまいてきたPLM(プロダクト・ライフサイクル・マネジメント)ソリューションなどの成果が、これから出るはずだ」と期待する。さらに今後も引き続き、組織的なシステム開発技術力の強化を進める。鈴木社長は「エンジニアリング力の強化が利益に直結するようになってきた」と手応えを感じている。

 来期2007年度の連結業績は増収増益を見込んでいる。売上高が1650億円、営業利益が147億円である。