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 フィンランドNokia,スウェーデンEricsson,英Vodafone Group,フランスAlcatel-Lucentなど9社は,次世代の携帯電話向け方式「3GPP Release 8 “Long Term Evolution / System Architecture Evolution”(LTE/SAE)」の共同試験を実施する。9社がそれぞれ現地時間5月3日に明らかにしたもの。

 実験に参加する企業は,Nokia,Ericsson,Vodafone,Alcatel-Lucentのほか,フランスFrance Telecom/フランスOrange,フィンランドNokia Siemens Networks,カナダNortel Networks,ドイツT-Mobile International。LTE/SAE対応システムで,通信速度100Mbps以上を目指す。実験は5月に開始し,1年半から2年間行う予定。

 LTE/SAE方式は,無線インターネット関連の標準化組織Third Generation Partnership Project(3GPP)が現在検討中の標準規格。OFDMA技術を使って100Mbps以上の通信速度を実現する計画。第3.5世代(3.5G)のHSDPAやHSUPAに続く方式で,第4世代(4G)の一歩手前のシステムとして3.9世代(3.9G)に分類されることがある。標準化作業を2007年6月に終え,2009年から2010年にかけて商用化できると見込む。NTTドコモが自社方式「Super 3G」を同方式に提案し,基本仕様の1つに採用された。

 実験では,通信速度や相互接続性を確認するとともに,屋外試験や顧客企業の試験運用などを予定している。

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