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 松下電器産業は4月27日,2006年度(2006年4月~2007年3月期)の連結決算を発表した。売上高は前年度比2.4%増の9兆1082億円,営業利益は同11.1%増の4595億円で,同社が目標としてきた営業利益率5%を15年ぶりに達成した。

 主要部門が軒並み対前年比で業績を伸ばした。特に,プラズマ・テレビや液晶テレビなどの基幹事業を抱える「AVCネットワーク部門」は,売上高が前年度比2%増の4兆472億円,営業利益は同15%増の2196億円となった。2006年度にプラズマ・テレビを350万台,液晶テレビを240万台を売り上げたことが業績に貢献した。

 エアコンや電子レンジなどの白物家電を含む「アプライアンス部門」は,売上高が前年度比5%増の1兆3034億円,営業利益が同8%増の835億円となった。半導体や電子部品を含む「デバイス部門」は,売上高が前年度比1%増の1兆3777億円,営業利益が同23%増の999億円。松下電工の事業を含む「電工・パナホーム部門」は,売上高が前年度比6%増の1兆8587億円,営業利益が同9%増の789億円である。子会社の日本ビクターだけは,売上高が前年度比8%減,営業損益は57億円の赤字と振るわなかった。

 2007年度の業績見通しについては,売上高が2006年度比2%増の9兆2500億円,営業利益が同9%増の5000億円を見込んでいる。