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BladeFrame
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 ハイエンドPCサーバーを販売するイージェネラは,サーバー・リソースの割り当て機能に注力したブレード型PCサーバー「BladeFrame」の価格を最大60%引き下げるとともに,専用のリソース管理ソフトに新たにサーバー仮想化機能を組み込む。価格改定は2007年5月中に実施し,リソース管理ソフトの新版「vBlade」を2007年5月8日に出荷する。vBladeの価格(税別)は,PCサーバーの構成単位となるCPU/メモリー・カードあたり18万7500円(2CPU)および37万5000円(4CPU)。開発会社は米Egenera。

 BladeFrameは,CPU/メモリー・ボードをファブリック・スイッチで接続したPCサーバー機である。スイッチは,CPUボード間のインター・コネクトとI/Oの仮想化を兼ねる。1枚のCPUブレードは,Intel Xeon MPやAMD Opteronを2個または4個搭載するSMP(対称型マルチプロセッサ)機であり,きょう体は,CPUブレードを24枚搭載可能な大型きょう体と,6枚搭載可能な小型きょう体を用意する。1台の大型きょう体全体で,デュアルコアCPUの場合に2×4×24で192コアとなる。これに,外部ストレージとネットワーク機器を接続して運用する。

 BladeFrameが従来からオプションとして用意していたリソース管理ソフト「PAN Manager」は,BladeFrameをサーバー資源の物理プールと見なし,必要な時に必要なサーバー資源を割り当てるソフトである。例えば,業務サーバーを200台運用する場合でも,実際には100台のサーバー機しか用意しない,といった運用が可能になる。同時に200台稼働させているわけではなく,業務によっては稼働させていない時間帯もある。こうした余ったサーバー資源を複数の業務で共有するという発想である。

 今回,新たに,米XenSourceが開発したサーバー仮想化ソフト「XenEnterprise」をPAN Managerに取り込んだ。2007年秋には,米VMwareが開発したサーバー仮想化ソフト「VMware ESX Server」を取り込む予定である。サーバー仮想化ソフトをリソース管理ソフトに取り込むことで,仮想サーバーを資源のプールと見なし,業務サーバーをロードして実行させる運用が可能になる。CPUブレード1枚という物理的なリソースではなく,1枚のCPUブレード上に構築した複数の仮想サーバー機をリソースとして利用することで,リソース管理の幅が広がる。

 BladeFrameの価格(税別)は,小型きょう体にCPUブレード2枚からなる最小構成で,リソース管理ソフト込みで約999万円(価格改定前は約2300万円)。大型きょう体と24枚のCPUブレードを搭載した大規模構成で約1億3600万円(価格改定前は約2億200万円)。また,別途,遠隔地に同一構成のBladeFrameを配置してバックアップするディザスタ・リカバリ専用ソフト「PAN Portability Software」も用意した。サーバー,ネットワーク,ストレージの構成定義情報をXML化して遠隔地間で同期する。PAN Portability Softwareの価格(税別)は,CPUブレードあたり96万7000円(2CPU)および173万2000円(4CPU)。