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 米Motorolaは米国時間5月7日,年次株主総会で実施した役員選出の株主投票の予備集計を発表した。それによれば,現行の取締役会が再選となり,取締役席を狙っていた投資家のCarl Icahn氏が選出されなかった可能性が高いという。

 Motorolaは2007年1月,Icahn氏を同社取締役会の役員に推薦する文書を同氏が率いる団体から受け取ったことを明らかにした。その後,Icahn氏は同社の持ち株比率を1.39%から約3%に引き上げていた。株主総会を前に,MotorolaとIcahn氏は株主の支持を獲得するために株主への書簡や広告などを発表してきた。Icahn氏は株主総会中,株主である投資信託会社の4社中3社が同氏の役員就任に反対票を投じると予想されるため,「接戦になるが勝てないだろう」との見解を明らかにしていた。

 予備集計の発表を受け,Motorolaの会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるEd Zander氏は,「取締役会と経営陣を代表し,株主の変わらぬ支持とわれわれに対する信頼に感謝したい」とコメントしている。

 MotorolaとIcahn氏に託された委任状は,株主総会の投票終了前に独立監査役の米IVS Associatesに引き渡された。投票の最終結果は,数週間以内に発表される。

発表資料(1)
発表資料(2)