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写真●ロジテックの高速電力線通信(PLC)モデム「LPL-TX」
写真●ロジテックの高速電力線通信(PLC)モデム「LPL-TX」
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 ロジテックは5月8日,物理速度200Mビット/秒の高速電力線通信(PLC)モデム「LPL-TX」シリーズを発表した(写真)。電力線をLANとして利用できるイーサネット・アダプタとして動作する。同じ装置が親機にも子機にもなる。価格はオープンだが,2台セットのモデル「LPL-TX/S」が実売2万5000円前後,単体モデルの「LPL-TX」が1万5000円前後の見込み。5月上旬に出荷を始める。

 LPL-TXは,スペインのDS2が開発した「UPA」仕様に準拠する。親機・子機の関係を自動的に設定するのが特徴だ。親機が故障やノイズの影響で通信できなくなった場合でも,残りの子機のうち1台が親機に昇格し残りのLPL-TX同士の通信を続けられる。なお,松下電器産業の「HD-PLC」仕様に準拠したPLCモデムでは,親機・子機の関係は物理的なスイッチで設定する。

 主な仕様は以下の通り。最大接続数は16台で,LPL-TXまたはLPL-TXにハブ経由で接続できるネットワーク機器の台数は32が上限となる。通信の優先順位を決めるQoS(quality of service)設定が可能。暗号方式は3DES(鍵長168ビット)で,セットモデルのLPL-TX/Sでは共通の暗号鍵が設定済み。増設時はWebベースの管理画面から既設のLPL-TXと同じ共通鍵を入力する。

 なおUPA仕様のPLCモデムは,住友電気工業やNECのなどが企業向けに販売中。コンシューマ市場向けでは,米ネットギアが5月中旬に販売を始める予定だ。

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