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JavaFXで画面を開発した携帯電話をプレゼンする、米サンのリッチ・グリーン ソフトウエア担当上級副社長
JavaFXで画面を開発した携帯電話をプレゼンする、米サンのリッチ・グリーン ソフトウエア担当上級副社長
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 米サン・マイクロシステムズは5月8日(米国時間)、サンフランシスコで開催中の開発者向けイベント「JavaOne 2007」において、リッチ・クライアントを開発するための新しいJava技術「JavaFX」を発表した。「インタラクティブなコンテンツの開発と配信を大幅に簡素化する」としている。

 JavaFXは、スクリプト言語の「JavaFX Script」や実行環境などからなる。この4月に、Javaベースの携帯電話向けOSなどを開発するSavaJeテクノロジーズから買い取った知的資産を基に開発した。製品の第一弾として、実行環境を携帯電話向けに加工した「JavaFX Mobile」を投入。今後、セット・トップ・ボックスやカー・ナビゲーション向けなどを順次追加する計画だ。

 リッチ・クライアントの開発技術の主流は現在、米アドビ・システムズのFlashやAjaxである。サンは、JavaアプレットやJava Web Startを提供するが、劣勢は否めない。JavaFXの投入で、この流れを変えるとともに、携帯電話や情報家電などへのJava採用をうながす考えだ。そのためサンは、Javaの実行環境とJavaFXの実行環境の統合を計画している。

 サンによればJava自体は、「パソコン用ブラウザや携帯電話、ブルーレイ・プレイヤ、自動車のダッシュボードなど、全世界で数十億台以上の機器で利用されている」という。