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 米Intelが米国時間5月9日,ノート・パソコン向けプロセサ製品系列「Intel Core 2 Duo」の新型プロセサ「Santa Rosa」(開発コード名)を発表した。いずれもシステム・バス(FSB)のクロック周波数を800MHzに高速化している。製造プロセス・ルールは65nm。そのほかの概要と1000個ロット時の単価は以下の通り。

【Intel Core 2 Duo Processor Mobile(FCBGA6/FCPGA6)】
・T7700:動作周波数2.40GHz,L2キャッシュ・メモリー4Mバイト,530ドル
・T7500:動作周波数2.20GHz,L2キャッシュ・メモリー4Mバイト,316ドル
・T7300:動作周波数2.00GHz,L2キャッシュ・メモリー4Mバイト,241ドル
・T7100:動作周波数1.80GHz,L2キャッシュ・メモリー2Mバイト,209ドル

【LV/ULV Intel Core 2 Duo Processor Mobile(FCBGA6)】(低電圧版/超低電圧版)
・L7500:動作周波数1.60GHz,L2キャッシュ・メモリー4Mバイト,316ドル
・L7300:動作周波数1.40GHz,L2キャッシュ・メモリー4Mバイト,284ドル

 新型プロセサは,ノート・パソコン向け技術ブランドの現行版「Intel Centrino Duo」および次期版「Intel Centrino Pro」の構成要素。Intelでは「ビデオ・コンテンツをダウンロードしながらウイルス検査を行うなど,複数のアプリケーションを同時に動かす場合の処理性能が向上する」としている。また電力管理機能を強化しており,ノート・パソコンのバッテリ駆動時間を長くできるという。

 Centrino Proは,次世代無線LAN規格IEEE802.11n(仕様策定中)対応の内蔵通信カード「Intel Next-Gen Wireless-N」も採用する。PCIe Mini Cardタイプのネットワーク・アダプタ・カードであり,IEEE802.11nのほか既存の無線LAN規格IEEE802.11a/b/gにも対応する。 802.11n利用時の通信速度は最大300Mbpsで,802.11a/gの54Mbpsに比べ5倍程度速い通信が可能。3本の通信アンテナを組み合わせるMulti-Input,Multi-Output(MIMO)技術により,通信距離が最大2倍に伸びるという(関連記事)。

 さらにCentrino Proは,NAND型フラッシュ・メモリーによるデータ・アクセス高速化技術「Intel Turbo Memory」(開発コード名は「Robson」)と,Windows Vistaに搭載された新ユーザー・インタフェースAeroにも対応する。

 またパソコン管理技術「Intel vPro」も利用可能となる。これにより,無線LAN(Wi-Fi)経由でノート・パソコンの集中管理が可能となるほか,ノート・パソコンとデスクトップ・パソコンを区別することなく管理できるようになる。こうした管理作業は,対象となるパソコンの電源が切れていても,ハード・ディスク装置やOSに障害が発生していても実行できるという(関連記事)。

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