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写真●日本ユニシスの籾井勝人代表取締役社長
写真●日本ユニシスの籾井勝人代表取締役社長
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 「一部の大型案件で2007年3月期に検収を終えられなかったのが減収に響いた。08年3月期には必ず売上高に計上できる」。5月10日、07年3月期決算の内容を説明する席上、日本ユニシスの籾井勝人代表取締役社長は減収理由をこう説明した。07年3月期決算は売上高が前期比3.2%減の3074億円で、08年3月期には3.4%増の3180億円を見込んでいる(関連記事)。

 減収の主な原因となった案件は、2年前から開発を続けてきた製造業のシステム構築である。07年3月までに稼働する予定だったが、工期が長引いてしまい、07年3月期の売上に計上できなかった。この他にも、官公庁向けシステムの稼働開始の遅れや、07年3月末が納期だった一部のハードウエアおよびソフトウエアの納期がずれ込んだことも、要因となった。ただ、いずれも08年3月期には売上に計上できると見ている。

 さらに、将来的な増収要因として、地銀向け勘定系オープンシステム「BankVision」の拡販も挙げる。既に百五銀行で稼働開始したほか、十八銀行や佐賀銀行など5行での導入が決まっており、これらは09年の稼働開始を予定している。籾井社長は、「20~30行の地銀にシステムを導入してもらうことが目標」と述べた。