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 米Verizon CommunicationsのVerizon Businessは米国時間の5月14日,セキュリティ・ベンダーの米Cybertrustを買収することで両社が最終合意に達したことを発表した。Cybertrust買収により,大企業や政府機関などに向けた管理型情報セキュリティ・サービスの拡充を図る。買収手続きは60~90日以内に完了する見通し。金銭的な条件は明らかにしていない。

 Cybertrustは,米大陸,欧州,中東,アジア太平洋地域の30拠点において,約800人の従業員を抱える企業。身元情報管理,管理型セキュリティ・サービス,ぜい弱性管理,セキュリティ認定プログラムなどを手がけるほか,企業向けにリスク分析,アプリケーション評価,セキュリティ侵害対応サービスなどを提供する。

 Verizon Businessが引用した米Frost & Sullivanの調査によると,管理型セキュリティ・サービス市場は2011年に60億ドル規模を超える見通しという。「包括的なセキュリティ・ソリューションに対するニーズが日増しに高まっている。買収を通じて,トップレベルのセキュリティ・ソリューションの開発と導入を加速するのが狙い」(同社社長のJohn Killian氏)

 同社はまた,Cybertrustの研究機関であるInternational Computer Security Association Labs(ICSA Labs)も買収する予定。同社によると,「企業などに導入されているセキュリティ製品の95%は,ICSAがテストおよび認定したもの」。

 業界ではセキュリティ・ベンダーの買収が相次いでいる。2006年6月には米EMCが米RSA Securityを21億ドルで,同年8月には米IBMが米Internet Security Services(ISS)を13億ドルでそれぞれ買収した(関連記事1関連記事2)。また,2006年10月には英BTが米Counterpane Internet Securityを買収している(関連記事)。

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