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 財団法人 コンピュータ教育開発センター(CEC)は5月14日,既存のパソコンでLinuxなどのオープンソース・ソフトウエアを使えるようにするCD-ROM「OSP基本パッケージ」の配布を開始した。CD起動のLinux「KNOPPIX」をベースにしており,インストールすることなく使用できる。

 CECは文部科学省と経済産業省共管の財団法人。経済産業省の委託による教育機関へのオープンソース・ソフトウエア導入実証事業「Open School Platform(OSP)プロジェクト」などを実施している。2006年度は,岡山県の総社市と倉敷市,京都府の京田辺市,宮城県仙台市,茨城県の神栖市とかすみがうら市およびつくばみらい市,千葉県柏市,大分県大分市の6地域へ,Linuxデスクトップ数百台を導入,児童生徒数千人が使用した。

 「OSP基本パッケージ」には「Open School Platformプロジェクト」で整備されたソフトウエアなどを収録した。インストールの必要がないため「学校にある既存パソコンで,このパッケージを入手したその日からオープンソース・ソフトウエアが使える」(CEC)としている。CD-ROM1枚で「小・中学生モード」と「高校生モード」を切り替えて起動できる。「Linuxやオープンソース・ソフトウエアをを初めて触る方でも安心してご利用頂けるように多数のマニュアルを同梱した」(CEC)という。

 現在のところ配布方法は郵送のみ。送料は受取人負担。CECでは6月をめどにダウンロードでの配布を始めたいとしている。
 
 またCECでは,2007年度の「Open School Platformプロジェクト」に参加する教育機関の公募を開始した。「OSP基本パッケージ」を活用し普及を図ることなどが目的。6月18日まで受け付けている。

◎関連資料
「OSP基本パッケージ」申し込み要領
平成19年度OSPプロジェクト参加校公募