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環境ソリューション事業の強化について発表するNECの岩波利光執行役員常務
環境ソリューション事業の強化について発表するNECの岩波利光執行役員常務
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 NECは5月16日、経営活動の一環として企業が環境問題に取り組む「環境経営」を、ITで支援する事業を強化すると発表した。対象となる領域は、「環境経営管理」「環境パフォーマンス管理」「環境負荷低減活動」「環境保全・修復活動」の4つ。現在、この領域向けに投入した37の製品の機能強化を図るとともに、新製品を投入する。2010年には60製品にまで拡大する計画だ。

 NECは、環境ビジネス強化の取り組みの第一弾として、新たに2つのソリューション・サービスを発表した。1つは、「REACH(欧州化学物質規制)対応化学物質管理ソリューション(仮称)」。主に組み立てや部品メーカー向けに、製品を構成する部品や材料が含む化学物質の情報を、データベースで一元管理できるようにする。仕入先への調査フォーマットの発行など、調査業務を支援する機能も備える。受注開始は今年6月。価格は315万円から。中小企業向けには、同機能をASPサービスで提供することも検討中だ。もう1つは、「情報システムの環境負荷評価・分析サービス」である。例えば、文書管理システムの導入によるペーパーレス化の実現など、情報システムを導入した際の環境負荷低減効果を定量的に算出して、分析する。販売開始は5月16日。価格は52万5000円からだ。

 NECの岩波利光 執行役員常務は「2010年には環境ビジネスで200億円の売り上げを目指す」と意気込む(写真)。同ビジネスの2006年度の売り上げは、「40億円程度」(同氏)である。NECは今年4月から、NECソフトや日本電気ファクトリエンジニアリングなど、グループ8社を含めて120人の社員を環境ビジネス専任とし、販売拡大のための体制を整備しているという。

■変更履歴 タイトルが当初「グループ売上2000億円を目指す」となっていましたが、「グループ売上200億円」の誤りでした。お詫びし訂正させていただきます。[2007/5/17 10:00]