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 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は本日、アルゴ21に対して株式公開買い付け(TOB)を実施し、子会社化すると発表した。TOB予定株数は580万株で、TOB後の株式保有比率は54.21%である。アルゴ21も賛同している。

 キャノンMJはアルゴ21をグループ企業の一員とすることで、ITソリューション事業の規模拡大にはずみをつける。「2010年にITソリューション事業の売上高を3000億円にすることを目標に掲げ、ITサービス産業をけん引する存在になる」とキヤノンMJの村瀬治男社長は意気込む。

 キヤノンMJにおけるITソリューション事業の2006年12月期の売上高は約1400億円である。アルゴ21の売上高は約240億円で、まだ目標とする3000億円には遠い。「当社に足りない部分については積極的にM&A(企業の合併・買収)や提携を進め、補っていく」(村瀬社長)。

 アルゴ21の太田清史社長は「グローバルで通用するプロフェッショナルカンパニーになるには、キヤノンMJが備えるソリューションを作り出す能力が必要だと考えた」と述べる。アルゴ21はキヤノンMJの傘下で「第二の創業を目指す」(太田社長)。

 「M&Aは両社の上層部の息が合っていれば必ず成功するものだと考えている。その点で今回は問題がない」。アルゴ21の太田社長は語る。2008年度をメドにキヤノンMJは、アルゴ21とキヤノンシステムソリューションズ(CSOL)の事業統合を図る予定である。

【写真】キヤノンMJの村瀬治男社長(左)とアルゴ21の太田清史社長