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 米Microsoftは,オープンソースのオフィス・アプリケーション向けファイル・フォーマット仕様「OpenDocument Format(ODF)1.0」を米国規格協会(ANSI)の米国規格リストに加えることに賛成票を投じた。同社が米国時間5月16日に明らかにしたもの。

 ODFは,XML関連の標準化団体Organization for the Advancement of Structured Information Standards(OASIS)がOASIS標準(OASIS Standard)として承認したファイル形式。Microsoftは,ODFに対抗するファイル・フォーマット仕様「ECMA Open XML File Format」を推進している。

 同社はODF米国規格化に賛成票を投じたことについて,「より多くの選択肢,相互操作性,革新を望む顧客の声に耳を傾けた」と説明。「米国規格リストには,PDF,.doc,RTF,HTMLといった広く使われているドキュメント・フォーマットの多くが含まれていない。ODFのリスト追加は始まりに過ぎない」(同社Interoperability and Standards担当ジェネラル・マネージャのTom Robertson氏)。

 同社はECMA Open XML File FormatsがANSIのリストに加えられることも期待している。同仕様は,Microsoftのオフィス・アプリケーション向け標準ファイル形式「Office Open XML(OOXML)」をベースにしたもので,国際的な標準化組織Ecma Internationalが2006年12月にEcma標準(Ecma standard)「Ecma-376」として承認。2007年4月に,ISO(国際標準化機構)の国際標準化に向けたプロセスが始まっている(関連記事)。2007年9月2日を期日する5カ月間に,ISOおよび国際電気標準会議(IEC)メンバーによる投票を実施し,その後2007年終盤から2008年初頭にかけて最終投票が行われる予定。

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