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写真1●Virtualizationへの取り組みについて語るMicrosoftのMike Neilジェネラル・マネジャ
写真1●Virtualizationへの取り組みについて語るMicrosoftのMike Neilジェネラル・マネジャ
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 米Microsoftは2007年内に,仮想化(Virtualization)環境を集中管理するソフトウエア「System Center Virtual Machine Manager」をRTM(Release to Manufacturing)としてリリースする。5月15~17日にかけて米ロサンゼルスで開催されたWindows Hardware Engineering Conference(WinHEC 2007)で発表した(写真1)。

 Microsoftは仮想化のインフラストラクチャとして,(1)サーバー仮想化,(2)デスクトップ仮想化,(3)アプリケーション仮想化,(4)プレゼンテーション仮想化,の四つを考えている。それぞれに対応するソフトが,(1)Virtual Server 2005とWindows Server 2008(開発コード名Longhorn),(2)Virtual PC 2007,(3)SoftGrid,(4)Terminal Servicesである。

 System Center Virtual Machine Managerは,これらのソフトを使って構築した仮想化環境において,ホストの構成,仮想マシンの生成・配置,サーバー統合(consolidation)ツール,モニタリング,障害復旧などを集中管理する。例えば,ユーザーからリクエストがあった際に,ユーザーのプロフィールに応じて生成した仮想マシンを適切なサーバーに割り振り,それをユーザーに通知するといった機能がある。

 System Center Virtual Machine Managerは,現在ベータ2の段階にある。2008年には,Windows Server 2008の仮想化機能であるWindows Server Virtualization(開発コード名はViridian。Windows Server 2008のリリースから180日以内に提供予定)に対応したSystem Center Virtual Machine Manager R2をリリースする。

 なお,Windows Server上で仮想化を実現するソフトであるVirtual Server 2005 R2 SP1に関しては,RC(Release Candidate )を2007年4月18日にリリース。同年第2四半期内にRTM(Release to Manufacturing)を提供する計画である。また,Windows Vistaで動作する仮想化ソフトVirtual PC 2007は,2007年2月に無償提供を開始したところ,最初の38日間で100万件のダウンロードがあったという。