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写真●カナダのノーテルのピーター・マッキノンWiMAX & ワイヤレス・メッシュ事業部ゼネラル・マネージャー
写真●カナダのノーテルのピーター・マッキノンWiMAX & ワイヤレス・メッシュ事業部ゼネラル・マネージャー
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 東芝とカナダのノーテルは5月18日,モバイルWiMAXの基地局の製品開発で提携すると発表した。それぞれの得意分野を持ち寄って小型基地局を共同開発し,2008年初めの販売開始を目指す。

 両社は小型基地局を,「高周波部」と「デジタル部」の二つのブロックに分けて開発を進める。前者は高周波回路の最適化技術などに強みを持つ東芝が担当する。一方,後者のデジタル部はOFDM(直交周波数分割多重)やMIMO(multiple input multiple output)などWiMAXに関連する技術ノウハウを保有するノーテルが受け持つ。このように役割を分担することで,従来型の製品よりも小型かつ消費電力が低い基地局を開発できるという。

 また,MIMO技術によって基地局のデータ伝送能力を高めることで,通信事業者が設置する基地局の数が少なくて済む製品とする。「我々の新製品を採用する通信事業者は,設備投資費用,運用費ともに従来型の製品よりも抑えられる」(カナダのノーテルのピーター・マッキノンWiMAX & ワイヤレス・メッシュ事業部ゼネラル・マネージャー,写真)。

 製品の販売は国内を東芝が,海外をノーテルが担当する予定。東芝は国内のWiMAXの市場規模を400億~500億円程度と見込んでおり,そのうちの4分の1程度のシェアを獲得したいとしている。