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 米Cisco Systemsが米国時間5月22日,無線LAN(Wi-Fi)タグによる位置情報取得/遠隔監視ソリューション「Cisco Location Solution」を発表した。Ciscoは同ソリューションの提供を既に始めている。

 Location Solutionは,企業や公的機関向け無線LANソリューション「Cisco Unified Wireless Network」とサードパーティ製ソフトウエア,Wi-Fiタグで構成する。タグを管理対象の物品に取り付けると,所在をリアルタイムに確認できる。米AeroScoutや米WhereNetのソリューションと組み合わせると,管理対象物によるドアや玄関などの通過を記録/通知し,移動の監視が可能となる。

 Wi-Fiタグを介して,周囲の温度や湿度,圧力などの遠隔計測も行える。Ciscoでは,医療器具,製造ツール,医薬品,化学薬品といった対象の管理を想定している。位置情報や計測データは,API経由で外部アプリケーションからも利用できる。

 米メディア(InfoWorld)によると,WhereNet製タグの価格は55ドルで,ISO 24730とIEEE802.11bの両方式に対応しており,8月より利用可能になるという。

 またCiscoは同日,小売店向けの無線LAN運用/管理ソリューション「Cisco In-Store Mobility Solutions」も発表した。携帯端末を利用して従業員間の音声/データ通信を可能にする「Cisco In-Store Mobile Voice」と,映像ディスプレイ付きショッピンカートで,顧客の位置情報に基づいてリアルタイムに商品/価格情報などを提供できるようにする「Cisco In-Store Personal Shopper」を用意する。

[発表資料(Location Solution)]
[発表資料(In-Store Mobility Solutions)]