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写真1●NECとNECアクセステクニカが発表した無線LAN対応ブロードバンド・ルーターの新製品「AtermWR8400Nワイヤレスカードセット」 最大300Mビット/秒で通信できる。
写真1●NECとNECアクセステクニカが発表した無線LAN対応ブロードバンド・ルーターの新製品「AtermWR8400Nワイヤレスカードセット」 最大300Mビット/秒で通信できる。
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 NECとNECアクセステクニカは5月23日,無線LANで100Mビット/秒超の高速通信を実現する「IEEE 802.11n」の「Draft 2.0」に対応したブロードバンド・ルーター「AtermWR8400N」を発表した(写真1)。最大300Mビット/秒で通信できる点が特徴。

 IEEE 802.11nで利用できる帯域幅はこれまで20MHzだったが,総務省が関連法令の改正を進めており,今後は40MHzでも運用できるようになる。今回発表したAtermWR8400Nは,40MHzの帯域幅を使い,2本のストリームを多重することで最大300Mビット/秒の通信を実現する。チップセットは米アセロス・コミュニケーションズ製。

 ただし,標準化前の規格を先取りして実装した製品のため,他のDraft準拠製品や,今後登場する正式規格に準拠した製品と接続できない可能性がある。「Atermシリーズの他製品,インテルのCentrino Proを搭載したノート・パソコンなどとの相互接続性はサポートする」(NEC)。

 AtermWR8400NはIEEE 802.11n Draft 2.0だけでなく,IEEE 802.11a/11b/11gにも対応しており,2.4GHz帯と5GHz帯の混在環境で利用できる。仮想的に2つのSSID(service set identifier)を設定できる「マルチSSID」,2.4GHz帯と5GHz帯の電波状況を調査して最適なチャネルを自動的に選択する「オートチャネルセレクト」などの機能を備える。

 新製品のラインアップは,ブロードバンド・ルーター「AtermWR8400N」,PCカードタイプの子機「AtermWL300NC」,ルーターとPCカードをセットにした「AtermWR8400Nワイヤレスカードセット」の3種類。価格はオープン。参考価格はルーター単体(AtermWR8400N)が2万2000円前後,PCカードの子機(AtermWL300NC)が1万3000円前後,ルーターとPCカードのセット(AtermWR8400Nワイヤレスカードセット)が3万円前後。製品の出荷は,5月末の総務省による関連法令の改正後に,技術基準適合の審査を受けてからになる。

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