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 日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は本日、オフィスのプリンティング環境を最適化するための「マネージドプリントサービス(MPS)」を6月から開始することを発表した。MPSでは、プリント環境の現状分析や改善策の提案、HP製カラー複合機の導入、複合機を使ったシステムの運用管理までを提供する。MPSの開始に合わせ、自社製のカラー複合機(MFP=Multi Function Printer)2機種「CM8060/CM8050 Color MFP」を投入する。ハードであるMFPだけの販売はしない。

 「企業の売り上げの1~3%がプリンティング関連コストとされており大きな負担となっている。MPSを使えば、企業のトータルな印刷コストを30~50%削減することができる」(日本HPでイメージング・プリンティング事業を統括する挽野元執行役員)と明言する。MPSはHPが直販する。ただし「導入事前コンサルティングのノウハウや方法論が固まり次第、パートナーと組んで展開していくことも考えている」(同)。

 MPSの当面のターゲットは、HPと既に取引のある大手ユーザー企業である。プリンティングデバイスをIT資産として見なしているユーザー企業、つまりIT部門がプリンタやコピー機を管理しているところにMPSを売り込む考えだ。

 HPが複合機ソリューションを手掛ける強みについて挽野執行役員は、「複合機の世界に閉じるのではなく、サーバーやネットワークなど社内システム全般の最適化を図るノウハウを持っているのは当社だけだ」と述べる。MPSのサービス料金、MPSの推進するチームの人員数、売上高の目標数値については公表していない。