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 米国のソフトウエア関連業界団体Software&Information Industry Association(SIIA)は米国時間5月22日,海賊版業者との訴訟で和解に達したと発表した。この訴訟は,インターネットのオークション・サイト「eBay」を通じて海賊版ソフトウエアを販売した人物を相手取ったもので,和解金額(賠償金)は20万5000ドル。被告側は賠償金支払いのほかにも,条件を受け入れることで合意したという。

 SIIAによれば,被告はSymantecが著作権と商標を保有する「Norton PartitionMagic」「Norton AntiVirus」「pcAnywhere」「Norton SystemWorks」などのソフトウエアを不正に販売していた。SIIAが海賊版ソフトウエア撲滅運動の一環として,カリフォルニア州中部地区連邦地裁に提起していた。SIIAはインターネットのオークション・サイトを監視を常時し,海賊版ソフトウエアを出品している個人やグループを見つけると,会員企業に代わって摘発する。

 「オンラインのオークション・サイトを使用した海賊版ソフトウエアの販売が,ますます大きな問題となっている。しかも被害が及ぶ先は,購入者,販売者,オークション・サイトと限りなく広い」。SIIAのSoftware Anti-Piracy部門のKeith Kupferschmid氏は,こうコメントしている。「既存のオークション・サイトのツールには,この問題を抑制する効果がほとんど無い」と指摘。そのため,「SIIAでは,積極的に海賊版ソフトウエアの販売者を追跡する取り組みを強化している」と説明している。

発表資料(PDF形式)